NEW!!!【帯状疱疹予防接種につきまして💉】
◾️帯状疱疹とは?
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス
(水ぼうそうの原因ウイルス)が体内に潜伏した後
加齢やストレス、免疫力の低下などによって再活性化することで発症する病気です。
主に体の片側に沿って、痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れ、時に「帯状疱疹後神経痛」という長期間続く痛みを引き起こす合併症もあります。
特に高齢者では発症リスクが高く、80歳までに約3人に1人が発症するとされています。
◾️ 令和7年度の定期予防接種
二宮町においても、国の指針に基づき、以下の高齢者が定期予防接種の対象となります
• 65歳の方(接種日時点で65歳の誕生日を迎えている方)。
• 経過措置として、
令和7年度から令和11年度までの5年間は、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳、101歳以上の方も対象
(令和7年度に限り101歳以上は全員対象)。
• 60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による重度の免疫不全(身体障害者手帳1級相当)がある方。
【ワクチンの種類】
• 生ワクチン:1回接種。帯状疱疹後神経痛の予防効果は約6割(接種後3年時点)。
• 組換えワクチン(シングリックス):2回接種
(2~6か月間隔)。帯状疱疹後神経痛の予防効果は9割以上
(接種後3年時点)。
• どちらか一方を選択し、交互接種はできません。
【費用】
• 定期予防接種の対象者は、自己負担金が一部公費で
助成されます。
自己負担額は自治体や医療機関によって異なります。
• 生活保護受給者や市民税非課税世帯は、申請により自己負担が免除される場合があります。
• 二宮町の具体的な自己負担額は、町の公式発表や医療機関への問い合わせで確認が必要です。
◾️接種方法
• 二宮町内の指定医療機関で予約の上、接種を受けます。接種券は不要で、本人確認書類(健康保険証など)や、対象者の場合は身体障害者手帳のコピーなどを持参します。
• 指定医療機関以外で接種する場合、事前に「予防接種実施依頼書」の申請が必要で、申請がない場合は全額自己負担となります。
◾️予防接種の意義
• 発症予防:ワクチン接種により、帯状疱疹の発症リスクを軽減し、発症した場合でも症状を軽くする効果が期待されます。
• 重症化予防:特に高齢者で問題となる帯状疱疹後神経痛を予防する効果が高く、生活の質の維持に寄与します。
• 任意性:この予防接種は義務ではなく、個人の意思に基づいて受けるものです。副反応(接種部位の痛みや腫れ、アナフィラキシーなど)のリスクもあるため、かかりつけ医と相談して決定してください。
5. 注意点
• 副反応:接種部位の痛みや腫れ、発熱などが一般的。まれにアナフィラキシーや血小板減少性紫斑病(生ワクチン)、ショック(組換えワクチン)が報告されています。
• 接種間隔:生ワクチンは他の生ワクチンとの接種間隔を27日以上空ける必要があります。組換えワクチンはインフルエンザや新型コロナワクチンとの同時接種が可能な場合があります。
• 健康状態:基礎疾患がある方や免疫抑制状態の方は、医師の判断が必要です。
【当診療所】
公費
◎生ワクチン 7150円 ⇨ 2700円
◎シングリックス 24200×2回(48400円)⇨
7000×2回 14000円
となります。
気になる方は是非!